水田を縁取る あじさい(紫陽花)
「開成町あじさいまつり」は、「あじさいの里」として知られる田舎モダンな町、開成町の最大のイベントです。


こちらの開成町では、1977年(昭和52年)6月に、あじさいが町の花として制定されました。

そして、1988年(昭和63年)、あじさいを見に訪れる人が予想外に多いことから、あじさいの里を会場にした「開成町あじさいまつり」が初めて催され、その後、毎年6月上旬に開催されるようになりました。
東京ドーム約3.6個分の広大な水田地帯の中に、5,000株のあじさいが植栽されています。
植栽対象面積は17ha、植栽延長は10.6kmに及ぶそうです。

開成町あじさいまつりは、6月上旬の土曜日から、翌週の日曜日までの9日間の限定開催ですが、お祭りが終わった後も、こちらのあじさいは、6月下旬まで楽しめます。
あじさいまつりのメイン会場である「あじさい公園」は、特に週末、多くのイベントが催され、また多数のお店も出ることから、最も賑わう場所になっています。

出店の中で見つけた「あじさいまんじゅう」の彩りが、和菓子の様に綺麗でした。
中身は、こしあんになっていて、大変美味しかったです。
また、開成町が中心となって、あじさいの新品種「開成ブルー」が、2017年に開発されました。
2019年では、里の特設会場で2鉢のみの公開でしたが、2022年からは、里に植える計画だそうです。

<電車の場合>
①まつり期間中:小田急小田原線 開成駅下車、シャトルバスで10分(200円)
②まつり期間外:
・小田急小田原線 新松田駅下車、箱根登山バス(関本行(1番のりば))約8分「吉田神社入口」下車、徒歩1分
・ 小田急小田原線 開成駅下車、徒歩50分。もしくは、 開成駅のレンタルサイクル(4時間:500円 ※クレジットカード必要)
<車の場合>
あじさいの里周辺に、有料の臨時駐車場あり。(普通車1回500円)