【箱根にあるスイスの庭園】
箱根の芦ノ湖畔で屈指のロケーションを誇る、本格リゾートホテルの庭園。
岩崎彌太郎(三菱の創業者)の甥である岩崎小彌太男爵(三菱4代目社長)の別邸跡地にあります。
別邸時代、岩崎男爵は庭園を整え、桟橋を作って、園遊会を催し、多くの人を別邸に招いて、もてなしたそうです。


別邸は1948年(昭和23年)に小田急グループへ移り、「山のホテル」に名前は変わりましたが、おもてなしの心は、今も受け継がれています。
1965年(昭和40年)頃から、毎年5月に「つつじ・しゃくなげフェア」が開催されるようになって、五十数年。
庭園にある、ツツジ約30種3,000株と、シャクナゲ約20種300株を見に、毎年、多くの観光客がこちらを訪れています。
ホテルの角を曲がって庭園に入ると、富士山に向かって、木花が整列している姿に圧倒されます。とても計算された配置になっていると、素人ながらに思いました。

色とりどりのツツジの中を散策すると、きっと、手元の花を見て楽しみ、遠目の丸みのあるグラデーションで二度楽しめると思います。

※下の写真は、残念ながら、時季を逃してしまいましたが、景観はいつ来ても、変わらず、美しいと思いました。
こちらは、箱根神社から、徒歩5分ほどの場所にあるので、箱根神社の参拝後、立ち寄ってみては、いかがでしょうか。
庭園の見学料は、つつじ・しゃくなげフェア期間中のみ:800円。それ以外の期間は、無料です。