【芦ノ湖を独占できる場所】
明治19年7月、芦ノ湖に突出した半島のかたちをしている「塔ヶ島」と呼ばれている場所に、宮内庁は、皇族の避暑と外国からの賓客のための「箱根塔ヶ島離宮」を作りました。

大正12年(1923年)の関東大震災、昭和5年(1930年)の北伊豆地震などの影響で、規模が縮小され、昭和21年(1946年)に管理が神奈川県へ移りました。その翌年から県立公園として一般に公開され、車道や駐車場、展望広場、園路などが整備されていきます。
手入れの行き届いた生け垣が美しい園内では、四季折々、散策を楽しむことができます。4月のマメザクラ、5月のツツジ、夏のヤマユリ、秋の紅葉など、それぞれ違った雰囲気になり、いつ来ても楽しめます。

歩き易いルートとしては、
中央門 ⇒ 湖畔展望館 ⇒ 中央広場 ⇒ 弁天の鼻展望台 ⇒ 二百階段 ⇒ 芦川橋 ⇒ 中央門
特に、弁天の鼻展望台からの眺めは感動もので、晴れていれば、富士山をバックに綺麗な芦ノ湖を独り占めできますよ。

二百階段は、下から見上げる景色の方が、見ごたえがありますが、下から登っていくのは、結構辛いので、体力に自信のない方は、下りルートで時々振り返りながら、下りるのが良いと思います。

入園料は無料、駐車場料金:普通車310円/1時間